ビタミンCで歯が痛くなる!? 〜虫歯・歯周病に次ぐ第3の歯科疾患「酸蝕症」〜

 

 

MoveOnトレーナーの角地(かくち)です。

 

メンバーさんとビタミンCのお話になった時に「100%のレモンジュースを飲んだら歯が痛くなった」とのことでした。

気になって調べて初めて知ったのですが「酸蝕症」という歯科疾患があるそうです。

ちょうど歯医者さんのメンバーさんのレッスンがあったのでお話を聞いてみると、健康志向の方に多い症状で、気を付けてくださいとのことでした。

 

歯はエナメル質でコーティングされていますが、酸性の強い飲食物が長時間口腔内に存在することでエナメル質が溶けてしまい、知覚過敏になったり、中の象牙質が露出したりするそうです。

酸味の強いフルーツや飲料、お酢、スポーツドリンク、クエン酸など比較的身体のことを考えると良いとされる飲食物によって引き起こされる「酸蝕症」は虫歯、歯周病に次ぐ第3の歯科疾患と言われていて、4人に1人くらいの割合で発生しているそうです。

 

身体に良いことが歯には悪いという状況ですが、飲んだり食べたりしてはいけないという事ではなく、長時間口腔内に留まって酸が歯を溶かす状況を作ってはいけないという事でした。

飲食のタイミングや、その後の歯磨きなどで予防は出来るようなのですが、頻繁に飲み続けたり、食べ続けたりすると唾液によるエナメル質の再生より溶けるスピードが勝ってしまい、痛みなどが発生するようです。

 

身体には必要不可欠なビタミンCですが、その摂り方には注意する必要がありそうですね。

 

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