MoveOnトレーナーの角地(かくち)です。
スモールジムMoveOnの今月のQ&AとMoveOn通信のテーマは「姿勢とストレッチ」です。
第2週のQ&Aは「肩こりになりやすい姿勢」についてです。
肩、首、背中などの痛みは明確に分けることが難しく、何となく首肩周りの凝りや痛みを全て「肩こり」と表現していることが多いように感じます。
実際は「肩こり」と「首こり」は関連する部位や原因などの相関関係が微妙に異なります。
「肩こり」は主に、肩甲骨が挙上(上にあがる)・外転(外側に離れる)することによる猫背姿勢が強く影響します。
この状態だと肩甲骨が正常稼働しないため、腕を前に出したり、上にあげたりする時に肩甲骨と共に働く肩甲挙筋という筋肉ばかりが使われるようになって、肩甲挙筋が硬くなって肩こりに繋がる可能性が高くなります。
肩甲骨が挙上・外転する理由は、鎖骨のすぐ下にある小胸筋や、脇の下の肋骨ところにある前鋸筋という2つの筋肉が硬くなって、肩甲骨を引っ張ってしまうケースが多いです。
その場合は小胸筋と前鋸筋をマッサージしたり、ストレッチしたりして柔らかくしてあげると、肩甲骨が元の位置に戻って正常稼働するようになり、肩甲挙筋の負担が軽くなって、肩こりになる可能性が下がります。
肩こりがひどくて、つらいという方は、小胸筋と前鋸筋をマッサージしてみてはいかがでしょうか。
びっくりするくらい痛い方は、それが大きな原因となっている可能性が高いです。
スモールジムMoveOnにご興味のある方はぜひ見学・無料体験にお越しください。