MoveOnトレーナーの角地です。
前回はビタミンCをご紹介しました。
今回は同じ水溶性のビタミンB群のお話をいたします。
ビタミンB群は、主にエネルギー代謝に関わる補酵素です。
エネルギーの元となる3大栄養素、糖質、たんぱく質、脂質に作用することで、エネルギー代謝をスムーズに行えるようにしています。
たとえばビタミンB1は糖質の代謝に関わっています。
血管に入っている糖質(ブドウ糖)が体内に入り込んでエネルギーとなっていくのですが、体内に入り込むためにはビタミンB1と結合する必要があります。
ビタミンB1が不足していると、血中のブドウ糖は体内に吸収することが出来ず、エネルギー不足になります。
俗に言う「ニンニク注射」の主成分はビタミンB1です。
血液に直接ビタミンB1を入れるので、ビタミンB1自体は0kclなのに、すぐに元気になるのは、この仕組みが原因です。
ビタミンB群も水溶性なので過剰状態になりにくく、不足状態になりやすいので、一日の摂取目安はそれぞれ1~2mgくらいですが、1日の中でタイミングを分けて数倍の量を摂取しても良いかもしれません。
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